制作すること。

テーブルを制作しています。

これは依頼をいただいたとかではなくて、遠近で使うものです。

 

この場を作るときの施工にはもちろん資金が足りなくて、工事も備品も必要最低限に留め、あとはお店を続けながら充足してゆくという方法を選択しなければなりませんでした。当時のことは思い出すだけでも痛く苦しくなりますが、、開業から6年が経過しながらも当時の計画を前へと進めています。

この日はテーブルを制作しました。いつもお世話になってる木材屋さんにお願いした無垢材を並べて、オイル塗装しているところです。いろいろ考えて地元の業者さんにお世話になりつつ、最後は自分で仕上げるというスタイルが確立されている・・・もちろんDIY感はあって詰めが甘く、プロダクトとしては見られないけれど「いい材料を使う」という点では納得できる跳躍。あと、店の什器だから、目立つ必要がないというのもある、かな。

 


 

 


こうやって並べてみて、木材の表裏、上下、順番を検討し、鉄脚に取り付けた後、再度オイル塗装して完成となります。オイル塗るのは嫌いじゃないし、高価だったインパクトドライバーももう元は取ったかなというくらい使ったけど、まあ好きじゃないとできないというか、オープン当時に全く実現できなかった悔しさや挫折があるからこそ、粘り強くやれてるとは思う。

 

 

理想に全く届かない悔しさや、自分に対する腹立たしさを抱えながらも、明日はまた少し良くなるだろうか、

制作しているときは、前に進めている実感があってその痛みが和らいでいるような気がする。

 

こういったことを続けてゆけば、いつかは人に優しくなれるのかなと、寄り添えるのかなと何となく思った。