日本民藝館展のこと。

日本民藝館展に出品しました。

徳島の藍製品(風呂敷)を出品し、5点共に準入選となりました。



日本民藝館展は、柳宗悦の唱える「正しい」工芸の発展を図るために、暮らしに根ざした素材のもつ健やかな美を宿す工芸品の出品を募って、その優秀作を展示紹介し、普及させることを目的とするものです。


現状では、徳島から民藝館展に出品するような方はいないのですが、館展は作り手も配り手も出品できるのが特徴です。先ずは僕が預かって道を作って、その後は作り手さんに直接出してもらえたらいいなと考えています。そういえば、森陶器さんには「奨励賞」が入った額が飾られています。(確か昭和47年だったか、また確認しておこう)

 

今日、その講評会が開催されていたのだけけれど、今回はリモートで参加しました。感染症の状況が読めないことや、催事が詰まっていたので上京は見送りました・・・正直、行けばよかったと後悔しています。行かないとやっぱり評価軸がわからないから道を作れないかなと。(行ってももやもやしますが)来年は催事やスケジュールを調整して必ずや講評会に行こうと心に決めました。

 

県内でよくやってる行政主導の展示に出品しても何の評価も反応もないし、(販売もしない)大きなホールで高価なLEDに照らされて、気持ちよくなった作り手が勘違いするだけ。全く意味がないとは言わない。だが主催者は良し悪しなどわからなければ、本質的に興味もなく、徳島の藍の発展など心から望んではいない。作り手は、自分たちが本当に良いものを作っているかどうかわからなければ、見る人もわからないから誰も育たない。伝える人も、作る人も、支える人も育たない。つまり並べたいだけ。前やってたからこれならできるというだけ。やっていますと体裁を整えたいだけ。県職員の仕事を藍関係者が手伝うというよくわからない図式が当たり前になっているけど、藍関係者の仕事を行政がサポートするのが本来あるべき姿のはず。誰も言う人がいないから、僕はどんどん言います。この世界を責任持って良くしたい。県庁は並べるの目的であって、藍や文化の振興、育成は考えていない。僕らとは目指しているゴールが違う。僕らの求めることを受け入れない限りは「予算の消化」は続くだろう。

 

 

タイトルから脱線しました、、民藝館展に出品するには勇気が要ります。ただ僕は民藝館展に出品し他のジャンルも含め、地に足をつけたものづくりをされている方と同じ土俵に立って評価されることが、作り手はもちろん配り手(伝える人)とっても成長に繋がるものであると考えています。残念ですが徳島にいるとこのような機会が少ないです。

ただ、今回出品できたこと、準入選という結果を得たことは大きな収穫であり、大きな一歩だったと思います。 

 

大賞は石川昌浩さんの大皿だったそうです。

昨年は開催されなかったので、2年分の想いが詰まった館展で、石川さんが大賞だったことは凄いことだと思うし、やっぱり若手の作り手さんは、皆が石川さんを見てるからとても良い刺激になったと思います。

 

あと!あらためて紹介したいのですが、大分のカゴ王子こと後藤くんが入選したことも大変嬉しいです。