藍の勉強会「繫ぐを考える.01」を開催しました。
第一回目の講師にCALICO 小林史恵さんをお迎えしました。
神山アーカイブレコードさんからの提案で、藍の勉強会には相応しく「会場は染め場」になりました!
小林さんには、2016年4月に開催した四国大学での講演(藍染研究会主催)に続き、ご協力いただくことができました。「インド手仕事布」という良質の材料を生かした商品開発とデザイン、製造から流通・・・これらをを実現するための関係性や「キュレーション」の在り方、インドで開催されている藍のイベントについてもお話いただくことができました。もちろんインドと徳島では環境も文化も違いますが、自身の生業を通して手仕事を守り、土地の文化を伝えようとする志は同じです。
個人的には、材料から考えるものづくりの姿勢に惹かれます。
リスクをとりながらも、原種のコットンや原種のウールの生産に挑戦する人がいること、そして小林さんが、その手仕事の復活に力を添えようとする姿勢にもCALICOの魅力があると僕は思います。
それは効率化で淘汰された世界から響く静かな声だ。
大地の香りだ。それらが永久に失われる前に手を差し出し続けたいーCALICOのインド手仕事案内@小学館
この講義はアーカイブされ12月頃に公開される予定です。公開方法や時期につきましては、僕の方からもご案内させていただきます。(12月頃を予定しています)この機会がみなさんの仕事の一助となれば幸いです。
なんでこういうことやってるかといえば、やっぱり悔しいからですよね。大事なのは信念をもって続けること。 第二回目の講義は、リビングワールド代表でプランニングディレクターの西村佳哲さんをお迎えする予定です。
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