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雑誌民藝 818号


この世界に飛び込んでそれなりの年月も経ち、

ここに寄稿されている方もお会いしたことがある方がずいぶんと増えた。

冊子を持ちながらその方の顔が浮かぶと、言葉の浸透率が違う気もする。

過去の雑誌民藝よりずいぶんと読みやすくなったのは、もちろん編集の方向性によるものだけれど、

自分自身がこの世界に少しづつ馴染んできたこともあると思った。

 

石川さん、日野さん、小林さん・・・僕が追いかけてきた皆さんの寄稿に思わず唸る、、

中でも木工家の三谷龍二さんの寄稿を、驚きと嬉しさを持って拝読した。


 

"工芸はいつもそうした個人的なもの、「弱い」ものの側に立つものであって欲しいと思います"

 

僕はこの一文に深く共感し、感染症の流行が落ち着いたら、また皆さんと元気にお会いしたいと思った。

日本民藝館展は、今年の目標のひとつであり、やはり特別なものです。


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