猿よりも
- 東尾 厚志
- 1月28日
- 読了時間: 3分
更新日:1月30日
今年は店の近隣でお猿の目撃情報が多いようです。
僕も何度か見かけていますので、ご来店いただく皆さまには充分注意いただくようお願い致します。
大きな危害を加えられたという話は聞いていませんが、もし見かけても近寄らずしっかりと距離を取って下さい。
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い致します。

お店のドアを開けて「こんにちは」と小さな声がして、店内に入ってこない。
運送屋の新人さんかと思って受け取りに行くと、作業着の男性2人女性1人の大人3人が入口に立ってもぞもぞしている。どうやら運送屋さんでもお客様でもない?何の用かと思うと、喫茶に来ていたお客さま二人に「猿の目撃情報を集めています」と勝手に話しかけ始めた。お客様の2人が顔を見合わせて「今朝も見たよね」と話すと、何体?どれくらいの大きさで?とか、呆気に取られた僕を置き去りにして前のめりに聞き始める。
あぁ、この人らお役人かー
あのね、ここは店で勝手にお客さんに声かけられても困る。
ここでそんな話されても店のイメージが悪くなるでしょう?
聞き込みに来るならで先にアポ取るべき、僕にそう言われたことこを帰って組織内で共有して下さい。
市役所職員か、県職員か、それすらわからないけど獣害の担当者だろう。
大人3人いても誰も店主に名刺を出して挨拶をしようともしない、
先ずは「こういった事情で」と名刺を出して挨拶するべきだろう。
公や共に関わることならもちろん協力はするし、協力するべき事案だと思うから、せめてきちんと挨拶してほしい。
あと民間の感覚なら大人3人が揃って動く話じゃない。3人でやってもいいけど手分けして近所を廻るべきでは。
初動を間違えば地域に有意義な情報が共有されない事になりかねない。
この人たちは目撃情報を記すことが目的で、獣害の解決を目的としてはいないと思った。
店だとわかっているなら「買い物をする」「コーヒーを頼む」当たり前だけどそれがマナー。
もちろんそれらは経費ではなく自分のお金で。でないと人の時間を奪うことに対して敬意が無さすぎて・・・
いい大人になって当たり前の振る舞いができないのはどうだろう。
全ての職員さんがそうだとは思わないが、
社会と繋がる仕事のあり方や、こういった場所での振る舞いを学ぶべき。
なら具体的にどうするかといえば、常に地元(特に個人の店)にお金を落として、コミニュケーションをはかることだと思う。ちなみに、ウチならコーヒーは深煎りと中煎りがあって共に500円税込、このくらい払える給料はもらってるはず。僕が杉と檜の違いを誰からも教えられなかったのと同じで、それは誰かが教えてくれることではなく、先ずは自ら森へと入ることだ。
森へと入る努力をしない、目的と手段が入れ替わった職員はお猿よりも迷惑です。
勘弁しておくれよ🐒
Comentarios