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選ぶ、伝える、寄り添う。

四国大学の講義 design management にてゲスト講師を勤めさせていただきました。

このような機会も初めてだったので、下手くそでも面白い話をしよう!と準備を進めてきましたが・・・ 結論から言えば、学生諸君に僕の方が勉強させてもらったような、、そんな授業となりました。

 


自分の大学時代はソフトボールしかやってなかったなと・・・思い出しつつ。。

 

 

講義のタイトルは「選ぶ、伝える、寄り添う」としました。

お店の「選ぶ」という仕事、配り手としての「伝える」という仕事、

そして、デザインに欲しい「寄り添う」という姿勢についてお話しさせていただきました。

 

 


魔法はただの力なので、善も悪もなく、 何のためにどう使われるかは完全にひらかれている。

 

つまり「デザイン」自体には夢も希望もない。

 

インターネットそのものに未来があった訳ではないのと同じで、

大事なことは私たちがその向こうに何を求めているか?だ。

その力の影響を受ける人間を、どんな存在として見ているか?ということ。

 

意味も価値もそこにかかっている。

 

 

西村佳哲「何のための仕事?」まえがきより抜粋

 

 

 

 

西村さんの著書でも少し紹介されているのだけど、

思うところあって「原子力発電の広告」を題材に選びました。

その力の影響を受ける人間を、どんな存在として見ているか?

 

 

 

記憶を遡り、青い痛みを伴いながら過去の自分と再会する。

沖縄からはじまり、いろいろな土地のものづくりの現場を尋ねたことは、

確実に今の自分へと繋がっているのだと確認することができました。

 

 

  

all that we share.

 

そして講義には「わたしたち」こそが、社会を変えることができる。 そんなメッセージと願いを込めました。 

 

あ、そういえば、たまに大学で掃除してるおじさんが、あんな話してたなと。

いつか思い出してもらえたら本望です。

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