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小さな共感を育てたい 7


今年も駐車場の隅に藍を育てています。

春先からの忙しさを言い訳にして、種をまくことができなかったのだけれど(反省してます)

今年は大学で学生たちが育てていた藍から”間引いたもの”をいただいてきて植えました。

ややズルいと思いつつ、これもSDGsだ!と、こんな時だけ都合よく開き直り呪文を唱えたりする訳です笑

 

プロが育てているものと比べると貧弱でかなり虫に食われておりますが、、何とか元気に育っています。

これでお盆に帰省するお客様にも「藍ってこれですよ」という説明が何とかできます。

 

学生たちからお裾分けしてもらったものは、全て「赤花千本」という品種ですが、写真左下隅の葉っぱが尖っているものは以前育てたものの種が飛んで駐車場内で発芽したもので「赤茎小千本」だと思われます。

 

 

さて、僕が藍を育てている理由はご来店いただくお客様に説明するため、いわば接客の一部でもあるのですが。

遠方から来ていただいた方に少し徳島を知ってもらったり、好きになってもらえるきっかけになればいいなと思い続けています。工藝や手仕事に興味のある方でも原材料を見る機会はほとんどないですから、大変喜んでいただけますし、地域や文化・観光とも密接なことは小売業の特性のひとつだと思う。

 

この頃にポツポツと書き残しているブログに飛んでみると、毒が回ってる自分がいて何とも痛々しい。先日も少し愚痴っぽく書いたけど「後日説明します」「連絡します」という約束さえ守れない職員ばかりと対峙する。彼らは逃げて向き合わないことに何のペナルティもないし、同じ課の人間が不正をしていることさえも全くの他人事で、距離を置いて忘れさせるような対応がマニュアルで決まっているかのようだ。

 

県庁職員とは成績がよくて賢いだけじゃなく、地域に対する愛情や正義感を持ち合わせている人が就く職業だと思っていた。だがそのような人と全く巡り合わない。文化・未来創造課に対しては、昨日今日ではなくもう3年も4年も前から問い合わせていること。おそらく現在の担当者はこちらの事情を理解してくれているけれど、県庁という組織では「正しいことはできない」のだと感じています。ただ、だからといって諦めないし手放したりしません。

 

未来創生文化部部長との面会、文化・未来創造課のプロポーザルの方法と観光課の不正支払いについての説明を今後も引き続き求めます。藍の勉強会「繋ぐを考える 04.」は9月22日(金)に開催します。県庁の若手職員さんに参加いただけるといいな。あたりまえに正しい仕事ができる組織とはどのような組織だろう。

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