小さな共感を育てたい 5.

その世界から滋養を得て自己の実現や利益を得ることをどう考えるか?

儲けたい、目立ちたい、評価されたい、見栄えのいい報告書を作りたいと・・・

 

「それの何がダメなの?」


地元に根を下ろす経営者であれば、関係が壊れることでダイレクトに自分の仕事に響くから、いい加減な仕事はできない。徳島の藍も、このような何代にも渡る「先人の意識と仕事の積み重ね」により育まれてきた。藍を育てる方法も、阿波藍を作る方法も、灰汁建ての方法も、一個人が一代で築いたものではない。藍だけではなく「文化」と呼ばれるものにはこの共通の法則がある。

 


公的な機関にいる方々は、地域の宝となる文化に関わることを、少しお気楽に考え過ぎていないか?

自分の力で稼がない人は痛みを感じないから、本気でその土地に寄り添うなどできないのではないか?

もし「私は違う」という人いれば知らせて欲しい、話がしたい。




僕自身もこれまでいくつも関係を作り壊した。つまりは責任が伴う。

  先人が残してくれた地域の宝を、自分のもののように振りかざすだけなら誰でもできる。

責任を取らない職員の心無い行為が続けば、価値を下げ先細りしていくだけ。

 

大事なのはその世界のために何かを返せるかどうか、

後に続く世代に、道標のような仕事を残せるかどうかだ。