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飛鉋

おかげさまで好評いただいております「小鹿田焼の会」は、4月25日(火)最終日です。

やっぱり小鹿田といえば「飛鉋」のイメージが強いからでしょうか、飛鉋から売れていきますね。

実は窯元でもそのことはわかっていて、僕が坂本工窯さんとお付き合いをはじめた頃から「やっぱり飛鉋がいいやろ?刷毛目でもいいの?」とよく尋ねられたっけ。

 

 

ただ「売れる」という理由だけで飛鉋ばっかり集めると効率はいいだろうけど「飛鉋の会」になって「小鹿田の会」にならないし、幅広い小鹿田の仕事を伝えることができない。その辺りもソノモノ榑松さんが上手く調整してくれているなあと感心しながら器を眺めました。

 

これが飛鉋、これが刷毛目、これは櫛描きでこっちは藁描きとか・・・ここにもいろいろ説明的に書いたら良いのかもしれないけれど・・・興味ある方は店頭で尋ねてもらえたら僕がわかる範囲で説明します。

 

 

 

 


小鹿田焼は国の指定する重要無形文化財です。現代的な機材は取り入れられないことはもちろん、伝統的な技法を守り材料にも制約のある中で、これだけ生き生きとした土地らしい器が生まれていることについて、一緒に考えてもらえたらと嬉しいです。

 

 

 

 


会期終盤となりましたが、まだ心躍る器が沢山並んでおりますので、この機会に是非お越しください。

お時間がございましたら是非お越しください。



 

 

 

 

小鹿田皿山・池ノ鶴地区は重要文化的景観にも指定されているから、神山みたいに風力発電や太陽光発電がボコボコできたりしない。中山間地域に補助金ビジネスが侵入すると景観は守られにくいと思う・・・このことは最近感じていることとしてまたいつか書きます。

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