徳島文化芸術ホールのこと
- 2 日前
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どこに書くか迷ったけど、先ずブログに記しておこうと思う。
後々にはNote.に整理して残そうかな。
それまでの経緯について、ここでは詳しく書かないけど、
県の介入があって中止となった「石上純也展」が、あらためて関係者の尽力でスタートしている。
昨日のトークイベントにも行きたかったけど、僕はお店があるので週末の日中は出られず・・・
イベントにゲストで来られていた藤村龍至さんは、以前に大阪万博のことで問い合わせたことがあり、YouTubeもよく拝聴させていただいていたので一度お会いしてみたかった。こゆとき店やってると動けないですからね、残念というか、何か生き方を選択している気分ですが、展示については期間中に足を運びたいと考えています。
今回の展示は長年の友人(お客様)が関わっているので全面的に応援していて、
クラファンについてもFBとスレッズに応援メッセージを入れた。
当時、フルート奏者の板東久美さんが、念願であったホールの計画が進む喜びを語ってくれた日のことを、僕は絶対に忘れない。そして彼女は「多目的ホールは無目的ホール」と何度も話してくれた。 地域の文化を牽引したトップランナーが遺した言葉を、現計画はどれだけ体現してくれるのだろう。
フルート奏者の板東久美さんは、文理大学の教授だった方。この店を長く支えていただいた大事なお客様です。
ホールの話題に触れるたびに「多目的ホールは無目的ホール」という久美さんの言葉を思いだす。
県に対しては厳しい視線を送りながらも、プロポーザルで多くの案が出たことには喜びを表していた。
当時のことを思い出して本当のことを書くと、石上さんの提案は素晴らしくズバリ「夢がある」。
建築関係者なら誰もが一等に押すに違いなかった。今回の展示を見ればまたその思いを強くするだろう。
ただ、僕は個人としては現実的なデザインに惹かれ、結果二等になった案が気に入っていた。久美さんとここでコーヒーを飲みながら、その話をしたことをよく覚えている。それは「身の丈に合ったもの」「後の運用が」「徳島県だから」などなど、自己肯定感の低さが影響した気もするけど(笑)
県が妹島さんを委員に入れている時点で、石上さんの案が選ばれるだろうと思ってはいたし、実際にはプロポーザルとは名ばかりで、ひとりの県職員の狭い了見で作られた出来レースに強烈な嫌悪感があった。その後に選挙を挟んで石上さんの案は反故にされるのだけれど、僕はその後の県の対応が悪かったのではないかと感じている。選ばれた建築家や提案に対して最大限の敬意を払う必要があった。その担当職員に対しては「藍から離れても同じことをやっているのか」というのが正直な感想だ。常に安全圏にいてベクトルが自分だけに向かっている人間に、責任のある仕事などできない。その保身ぶりにまた多くの人が騙されただろう。
現知事が展示会の中止の圧力をかけた?というのは安易に想像できるし、どれだけ文化方面には明るくないと聞いても、前知事に比べたら100万倍いいと思っている。前知事の下で好き勝手してきたこの職員に、僕らがどれだけ泥水をかけられたか。今回の展示会を中止に追い込んだ県の対応は、現計画に対する自信のなさの表れではないだろうか、
選挙で選ばれた人が正しいことをするとは限らないし、知事が判断を誤ることはあるだろう。側近の人間にも責任があると僕は思う。ただ、その職員もそうだけど、この人たちは間違えても裏切っても何のお咎めも受けない。何らかの処分を受けたり減給になったりしない。常に安全圏にいることが僕らとの違いだ。
決定後は「いくらお金がかかってもこの案と心中するべき」「選挙を挟めばできないんじゃないか」僕の周りでも色々な意見はあったけれど、そんな中、久美さんは急逝する。最後の最後まで気にかけていたホールに道筋をつけることができなかったことは無念だったに違いない。かっこいいホールができたら先ずは久美さんに報告したい。

僕自身は、あのプロポーザルで選ばれた案について複雑な気持ちがあるのだけど、この展示は徳島に住まう人の意識を変えるきっかけになると信じています。是非、足を運んでください。




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